【IT関係職の場合】職務経歴書の書き方の見本

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経験や経歴をただ羅列するだけでは、職務経歴書とは言えません

IT関係職の職務経歴書には、経験や経歴だけをただ羅列するものが多いそうです。他ライバルたちの経歴書と差をつけるためには、案件のプロセスから実績や評価までをも記入し、知識や経験が豊富で優秀な人材であることをアピールしなければいけません。特に経験者を求める募集では、技術が一定レベル以上であることが条件となっている場合が多いです。応募先企業が、どの程度の能力を持った人材を求めているのか、事前に調査しておき、アピール部分の的を絞りましょう。


職務経歴書

20●●年●●月●●日
氏名:履歴 書子

【職務経歴】
●●株式会社 (20●●年●●月~20●●年●●月)
WEBアプリケーションの設計・開発
資本金 ●●●●万円  従業員●●名  年商●●億円

【得意とする分野】
・Java/J2EE を使用したWEB アプリケーション開発
・要件定義から設計、開発、テスト、導入までの全工程を経験
・サブリーダー経験(進捗管理、後輩指導)
・●●業界の業務知識

【実績】
現在、スマートフォンで定番のアプリケーションとなっている●●●の設計から開発までを担当致しました。その他、●●や●●などの開発にも携わり、斬新なアイデアと精密なプログラミングで、多くのクライアント様にご満足いただきました。

【PC/テクニカルスキル】
・OS Windows、UNIX、Linux
・DB Oracle
・言語 C、Java、PL/SQL、SQL、JavaScript、HTML

【自己PR】
クライアント様からのご要望を的確に捉え、アプリケーションの設計・開発にアイデアを絞ってまいりました。専門的な知識がないクライアント様にも、分かりやすく説明し、スムーズに運用できるよう丁寧にフォローを行ないます。チームリーダーとしての経験も多く、プロジェクト業務を進行する力があります。

【その他/知識・経験】
プログラミング以外の経験・知識 プログラム開発だけでなく、ネットワークやサーバ、DB の運用・保守も経験しております。そのため、開 発・運用に偏らず全体でシステムを捉え、考えることができると思っています。


仕事だけでなく、趣味の分野での経験も活かしましょう

例えば全くの未経験でIT関係職への転職を希望する場合は、何故その職業への転職を決意したのか明確な理由があることは必須ですが、仕事としてではなく、趣味の分野として行なっているプログラミングの経験があると、採用担当者に興味を持ってもらえるでしょう。

ホームページ作成において、CSSやHTMLの構築だけでなく、CGIやPLを使用することが出来ることなども充分なピーアールポイントとなります。実際にホームページを運営しているなどの経験があれば、例えそれが個人による趣味のホームページであったとしても、自己PRに記入しておくと有効です。大学時代にプログラミングを勉強したことなどを書いてもいいですね。

技術面だけでなく、IT関係職にはコミュニケーション能力も必要不可欠

技術面だけでなく、IT関係職にはコミュニケーション能力も必要不可欠

未経験者には特に向上心やアイデアの新鮮さなどのヒューマンスキルも求められます。物事に対して前向きであることや、マネージャー、リーダーとしてチームを率いてきた経験があるなら、積極的にアピールしてください。特別な役職名などがなくても、リーダー的な存在として活動を行なってきた経験は高く買われます。

職種は異なりますが、物事の進行状況を正確に把握し、スケジュール管理を徹底することを心がけてきました。事前にトラブルが起きやすい場面や状況を想定し、対応策を考えておくことで、業務をよりスムーズに遂行することが出来ます。向上心も旺盛で、日々の努力も惜しみません。チームリーダーとしての経験も豊富なので、プロジェクトリーダーとして業務を遂行することが出来ます。

……など、技術面以外でも意欲的であることを記入するようにしましょう。もしもどうしても不足しているスキルがある場合には、「できません」と書くのではなく、通信講座や専門学校、あるいは独自に学習しているので、短期間で戦力となり、業務に貢献することが出来ます!とアピールしましょう。問題発見力、提案力、プレゼン能力なども必要とされているスキルなので、充分なアピール武器となるでしょう。

ただし、くれぐれも嘘や誇張した表現は避けること! 正しい情報を賢く使いましょうね!

【基本ページ→職務経歴書の書き方