具体的な数字が見える実績の記入で、実力をアピールしよう!
営業職で一番重要視されるのが、売り上げに貢献できる人材であるかどうかです。そこで、実績における具体的なデータを数字で記入します。もしも、情報漏洩などの問題があり、具体的な数字を書けない場合は、前年対比や目標達成率などのパーセンテージで記載するようにしましょう。売り上げをあげるために、どのような工夫をし、どのようなプロセスを経て成功に至ったのかを書き加えると、さらに信憑性が増します。数値と経緯から人材の営業職としてのスタンスをイメージできるので、採用担当者にとっては良い情報となるでしょう。
職務経歴書
20●●年●●月●●日
氏名:履歴 書子
【経歴要約】
●年間、●●●の販売を行なってまいりました。主に法人向けに販売させていただいておりましたが、お客様から新たなご紹介をいただくことが多く、年々売り上げを伸ばすことが出来ました。販売はもとより、アフターフォローにこそ特に力を入れて行なうことこそ、次に繋がる営業だと考えております。これまでに築いてきた人脈を活かし、新たな顧客を開拓してゆくチャレンジ精神を持ち、貴社に貢献できると確信しております。
【勤務先企業】
●●●株式会社 (20●●年●●月~20●●年●●月)
●●●販売
【職務内容】
・営業職(役職 係長 20●●年●月~20●●年●月)
20●●年売上実績 ●●●●万円 前年対比130% (営業部門第3位)
20●●年売上実績 ●●●●万円 前年対比120% (営業部門第2位)
20●●年売上実績 ●●●●万円 前年対比110% (営業部門第1位)
20●●年売上実績 ●●●●万円 前年対比150% (営業部門第1位)
【自己PR】
・商品を販売するだけでなく、お客様のご意見やご要望などを聞き入れ、よりお客様のお役に立てる商品をご紹介するというスタンスで営業を行なってまいりました。お客様との信頼関係を築き、保ってゆくために、定期的にその後の商品の状態のチェックに伺っています。
・プロジェクトリーダーとして、5人の部下に指導をしてきました。個人の売り上げだけでなく、チームが一丸となってお互いにフォローしあうことで、大きな目標を達成してこれたのだと考えています。
【退職理由】
●●●の販売を行い、営業をしていた際、お客様とのお話の中から●●にも興味を持つようになり、独自に●●について勉強し、資格を取得致しました。営業での販売経験と、●●に関する知識を活かして貢献できればと考えています。
どのような営業が求められているのかを知る
営業職にはコニュニケーション力やヒューマンスキルが求められています。責任感があることや、不測の事態にも臨機応変に対応できる柔軟性があることも積極的にアピールしましょう。前職で取り扱っていた商品が、応募先と関連性のないものでも、営業力の高さを売りにすることができます。しかし、営業として商品を扱うからには、その業界のことを何も知らないままではいけません。専門知識というものは大きな武器になりますから、応募先が関係している業界のことはある程度調べておきましょう。
また、前職にて接してきた顧客が法人であるのか、個人であったのかという面でも、応募先の要望に合わせてアピールすべき点を変える必要が出てきますよね。応募先の営業形態を事前に把握した上で、それに見合うような内容の職務経歴書を作成しなくてはいけません。
もしも経験のない営業形態であったとしても、「やったことがないからできない」「●●はしたくない」という印象を与えないように注意してください。あくまでも、経験はありませんが、これまでの実績を活かし業務に貢献できればと考えています、とすること。また「貢献できると思います」や「●●だと思いました」などの表現は使用しないようにしましょう。「思いました」ではなく「考えました」「考えています」あるいは「確信しています」と書くように心がけてください。
営業職の志望動機と自己PRについて
現在勤務している会社では思うように業績が伸びず、給料を年々減らされてきたため、思い切って営業職へ転職しようと考えました。営業は努力が成果となってあらわれる職種なので、好奇心を持って積極的に取り組めば、必ずや貢献できると確信しています。
このように、推測ばかりを並べてはいけません。給料が下がったから、営業職を選んだという理由もおかしいですよね。採用担当者を納得させるだけの動機をしっかりと考える必要があります。
また、営業経験はなくとも、前職での経験や交渉力、提案力、プレゼン力などは高く評価されやすいスキルですから、積極的にアピールしてください。営 業職で求められるのは、売り上げを達成できるだけの強い精神力と行動力です。過去の経験でもよいですから、アピールできるポイントがないかよく考えてみて くださいね!雇用情勢が厳しくなってきていますから、どこの企業も即戦力を求めています。商品や業界知識、取得可能なスキルに関しては積極的に勉強、ある いは取得することを目指しましょう。
【基本ページ→職務経歴書の書き方】